20250102

仕事が休みというだけで、普段と変わらず過ごしている。

買い出しに出掛けると、里帰りしているんだろうなという家族連れとたくさん出会う。

みんな、食材をかごいっぱいに入れて売場を歩いている。

新年になったから、新しいタイツを買った。靴も新しく。足元から整えることはとても大切。

休みに入ってから、毎日1時間半ほど歩いている。

決まった道を歩いていると飽きるから時には抜け道したり、斜めを行ったり。

山陰にしては恵まれた気候で、雪も降っていなくて時折太陽が覗く。それだけで幸せ。

晦日は、夕方17時頃に母が作ってくれた年越し蕎麦を頂いてからお風呂に入った。

ひさしぶりにTVでも、と紅白を見ながら夜を過ごした。私と違って年末年始関係なく仕事の彼から、大晦日だけど早めに休むねとの前書き付きでMessageが届く。

1年前には出逢っていなかったのに、こうして年の瀬にMessageのやり取りをしていることが不思議で心が暖かい。

早めに休むねと言われながらも40分近くやり取りをして、来年もよろしくねと伝えあった。

 

紅白が終わり、ゆく年くる年を見ながら年明け。

2025年元日の到来。朝が来て、うっすらと希望のあおぞら。

お餅もお節もない通常の食卓が落ち着く。

卵焼きと煮豆、お味噌汁に納豆と白米。

この1年も食を大切に生きてゆきたい。

お昼を過ぎてから、また歩きに出た。歩いていると新年らしい光景をちらほら見かける。

神楽をしていたので、少し立ち見。

 

午後、日だまりの中眠くなっているとふいに彼からMessageが届く。

現場移動の途中、近くを通るから少しでも顔が見られたらと書いてあって、え!と思い髪にブラシだけ通す。

ランウエアのまま小走りで外に出て、道路のミラーを見ながら髪を整える。

20分ほどで彼の車がやって来て、文字通り束の間、1分くらいかな。それでも、声が聴けて笑顔が見られたことがすごく嬉しかった。

1年の最初の日に、思いがけず大切な人に会えて最高のはじまり。

手を振って車を見送って、そのまま走って家に帰った。鏡で自分の顔を見たら、瞳の中に星があるみたいに見えた。