朝からぼたん雪が降る氷点下の1日だった
少しずつ暖かくなっていく台所で赤大根のきれいな皮を剥いているとき、こういう作業に没頭することが好きだと思った
なるべく時計を見ずに休日は過ごしたい、味噌汁に卵を落とすのが最近のお気に入り
平日と変わらない朝の5時から起き上がって色々したけれど、寒すぎて10時半頃からもう一度ベッドに入った
布団にくるまっている時、湯船に浸かっている時、温かいごはんを食べている時、とても安心できる
夜中に深く眠れない私は、だからと言って日中も眠らずこれまで生きてきて、昼寝イコール何となく怠惰なことで、時間を無駄に使っていることのように思っていた
でも、この冬は気力がとにかく落ちていて自分で自分を好きにさせてやりたくなった
先月コロナになった時、約10日間ほぼベッド周辺で過ごしていて、思ったことは日中の方が眠りやすいという新事実だった
幼い時は、静かで暗い夜が怖くていろんな心配事を考えてしまうような後ろ向きな子だったからその影響をずっと引きずってここまで来たんだろうなと気がついた
休日くらいいいじゃない明るい時間に眠ったって、とやっと自分で自分を許せた気がする
今日は4時間くらい日中に眠って夕方から丁寧に掃除をして、7時頃からゆっくり1時間かけてお風呂に入った
24時間をどう過ごすかなんて、もっと我がままに決めていいんだなって
必ずしも夜に眠らないといけないことも、1日に3食とることも私の常識ではない、それでいいんだ
週末は世界の雑音から遠い場所に身を置こう、平日の私のために