ラ ム レ ー ズ ン

前 だ け 向 い て ろ 

コロナlog vol.3

発熱3日目、日付が変わって2月11日になった

夜中1時間半ほど眠れたところで目が覚めたら発汗していて、インナーとパジャマを着替える

眠る前は38℃後半だった熱が一気に37.5℃まで下がって、身体の軋みは無くなったぶん咳がよく出る

喉が乾燥しないように温めてある麦茶を飲む、白湯よりも今は味のあるものが欲しい

金曜日に病院を受診して陰性だった上司から、土曜日の朝改めて受診したところプラスでした!とmessageが来ているのを確認して、やっぱり自分もコロナなんだろうなと再度実感

うとうとと寝入っては目覚めたりを繰り返して朝が来たから掃除機をかけた

体調を崩している時特有の、目には見えない場所の気の乱れのようなものが嫌で、ベッドメイクをし直してまた布団に潜り込む

朝ごはん出来てるよ、具合どう?

母からのmessageに、解熱!と返信しようと思ったけれどその前にもう一度検温すると38.3℃ <OMG>

一筋縄ではいかない敵に負けないぞ、と着込んでマスクをして階下に降りて朝ごはんを頂いた

台所の窓は勿論Openで、寒いけど気持ちは休日のオープンカフェ

具だくさんのお味噌汁に卯の花和え、目玉焼きに広島の焼き海苔、納豆2パック、甘酒

味覚異常は全く無くて全てがいつも通り美味しい

長居しないように急ぎ目で、アルコールで居場所と触れた場所を清めてそそくさと退散する

ごちそうさまでした、とmessageを送る

お腹が満たされたからか、気づくと3時間弱眠れていて感動する

13時頃、おにぎり握ろうか?とmessageが母から届くけれど、お腹が全然空いてないけんいいよ、と返すとネーブルとポンカンが届いてじーんとする

16時、37.9℃という体温を確認して思い切ってお風呂に入って生き返る気持ち、これだよ、と窓から入る風にも心が喜んでいる

お湯を抜いて湯船を洗って丁寧に拭き上げた

鏡に映った自分の身体を1日振りに見て、これ好きな人が見たら退場しろって言われるレベルだなと、もっと美味しそうな身体を取り戻さねば

37℃後半から38℃を、行ったり来たりで世間でいうキラキラの日曜日は静かに終わろうとしている