花火が数時間後に上がる海に夕陽が静かに音ひとつ立てずに沈みゆく光景がただただ美しかった
(本当はものすごい轟音と共に沈んでいるのかも)
今日、改めて食事のお誘いを断った
候補の日は、お盆の帳尻合わせで休みを取るお店が多くて無理だから、9月のこの日とこの日どっちかはどう?しつこくてごめんね、と聞かれて
今しかないと思って伝えた
今の自分には、仕事の時間以外に誰かと食事をしたりするパワーがないこと
元々、あまり、複数人で空間を共にすることが得意でなく、それに輪をかけて今は気持ちが進まないこと
平日、仕事をして帰るだけでチャージ分はすべて使いきってしまうこと
申し訳ないけれどこれが正直な気持ち
そう伝えた
ここからは心の声だけど
気にかけてもらえることはありがたいけど、これを吐き出したい、ということもこれといって特にない
お店をいくつか候補に上げているというけど、そのどれも私には知らされていないし、例えば私に重大なアレルギーがあったり、極端な偏食家だったりしたらどうするんだろう?
実際のところ、そのどちらでもないけど
すごく冷たいかもしれないけど、気にかけてもらえていることを心底実感出来ないし
もう、ただただこういう距離の詰めかたをしてくる女性が怖い。言ってしまえばそれひとつ
信じられない、信じない
深入りしない、だから知ったかぶりもしないでほしい
こういう始まりの、そこからの地獄をもういくつ味わったか
でも、ちゃんと断れてよかった
いくぶんすっきりした気持ちで深まっていく月曜日