職場の女性2人から食事に行こうとまた誘われた
夜、出るのが難しかったらみんなで休みを合わせてお昼ごはんにしない?いい店知ってるから、と言われて暫し何も言えず固まった
こういう時に瞬時にさっと断ることが出来ない自分、言葉を組み立てて何回か繰り返して、大丈夫そうだと実感出来ないと言えない
結局は、この日が候補だから、とメモを見せられた
その日は休もうと思えば休める曜日だったけど
自分がその日を休みの希望日として申請することはないということも確信していた
なんて言って断ろう、その場凌ぎではなく嘘でもない断りかたを考えながら家に帰った
母と話しながらポツポツ答えが浮かび上がってきた
だいぶ落ち着いてきたけどまだ道半ば
昨年の出来事で心のダメージがものすごくて
仕事以外の時間に、誰かと約束をしたり食事を共にするまでのエネルギーが今の自分にはないこと
家族や、心を完全に許せる近しい人以外のひととは、
もう随分長い間約束をして会っていないこと
終業のチャイムと共にスイッチがオフになってしまって、もう、そこからの余力がないこと
誰かと食事を共にするということは、自分にとってものすごく親密で個人的なことで
とても思いきりが要ることだということ
あなたが心配だから、と言ってもらえるのはありがたいけれど
こういう人間もいるのだということも
少しでもいいから解ってもらえたら
思っていることを誰にでも言えるわけじゃない
昔からお付き合いの意味での会食や職場の飲み会に出てもなぜか味がしない、食べている実感がなくてただ疲れてしまう
そういう積み重ねも今に繋がっているんだと思う
知り合いの美容師さんでさえ会うのを躊躇して緊張してしまうのが、今の私
いっそ知らない美容院に行こうと予約をしようとしたけど
それもやめて、の繰り返しで4か月が過ぎていった
心の回復は本当に本当に時間がかかる
身をもってそう感じる
ひさしぶりに秋撮った写真を見返す
もう、会うことのない一期一会のカメラマンさん
元気かな
決して人のことが嫌いな訳じゃない、でも、今のこの日々の繰り返しと積み重ねが
今の私にとってはまだまだ精一杯なんだ