真冬の月曜日の朝の早起きは、1年、1週間のうちでいちばん気合が必要だ
布団を剥ぎ取って冷たい床に足をおろした瞬間、もうやるしかない、と自分を奮い立たせて朝の決まりごとをひとつひとつこなしていく
それでも、冷たい雨がザーザー音を立てている上に真っ暗な2月の早朝5時半、とにかく寒い
階下に降りて母と挨拶して、脱衣所で舌磨きをして歯磨きをして着替える
洋服が大好きだから、その日の服装が決まると自然とオンタイムになっていく
白湯を飲んだら、朝ごはんを作ってくれている母と仕事を分け合って猫たちにごはんをあげて水を替えて朝いちばんで家中に掃除機をかける
一晩の間に埃が下に落ちるので早朝が掃除のチャンスだと勝手に信じている
手に感覚がない寒さの中で無心で掃除機をかけているとどんどん頭がクリアになっていく
月曜日は週で2番目に忙しいからやることはいっぱい、それに向けて自分の気持ちも高めていく
朝6時半頃、洗顔をして至福の温タオルをしてから7分でメイクが終わる
6時45分頃から朝ごはん
ほうれん草の入った卵焼きと具だくさん味噌汁、大粒の納豆
猫を膝の上にそれぞれ載せて少しゆっくり話すこの朝の時間が大切だと思う
仕事は午前中、あっという間に感じた
休憩中、レターセットを取り出してなかよしの生徒に手紙を書く
カステラが有名な県の郵便番号を書いて84円切手を貼って鞄に戻したらもう午後の部間際になっていた
歯磨きをしてストレッチをして全身の血流をなるべく流したら席に戻ってチャイムを聞く
月初の締めも順調に進んでなんとか明日には終わりそう
帰り際にオレンジのキャンディをふたつもらった
甘いものもしっかり食べてよ!と
嬉しくてさっそくいただいた
月曜日は疲れる、でも乗り越えるとなんだか今週もがんばってゆけそうな、というよりも流れてゆけそうな気になる不思議な曜日