仕事納めの日は、やっぱり残業だった
頼りなくすり減った箒で正面玄関を掃除するくらいで、あとはずっと何かに追われて気付けば夕方だった
こんな日にも問題は起きるけれど、もう殆ど人がいないからすぐに対応することが出来ずに伝言ゲームになってしまう
伝言が正しく伝わるのは、せいぜい1人目くらいだと思う
仕事を終えてから郵便局に寄ったら、路上駐車の嵐ですごく困った
年賀状を出す為にちょっとだけ、という人たちが大集結していた
荷物を送って、年内のやるべきことはクリアした
郵便局には地元の野菜と年賀ハガキ、切手が並んで販売されていて楽しい
あとは心を整えて大晦日を迎えるのみ
年末って、自分を省みるのにすごく向いている
ある人の音楽が好きだったのに、ひさしぶりに車の中で聴いてみたら何かが違うように感じた
そういうことってよくあると思うし、
そういうものを脱いで置いて、また前進していくのみだ
ちなみに、送った荷物の中身は着ていると重たいニット数枚
これを着ても重たくないって感じてくれるどこかの誰かが着てくれたらいいと思う
私の気持ちにも変化の兆しがあった
いつも心の部屋にはひとりだけしかいないものだから
今日は手紙を書いて、髪を切りに行く