ラ ム レ ー ズ ン

前 だ け 向 い て ろ 

旅立つ時は希望をポケットに

嬉しい年休、いつもより30分遅く活動開始

目玉焼きを熱々の味噌汁に落として、黒豆納豆をお供にゆっくり頂く朝ごはんのひとときが格別、今月はじめに買ったリンゴの存在をうっかり忘れかけていて丸ごと齧る、果物の醍醐味は皮ごと食べることにあると思っている

太陽が登り燦々だったけど、朝ごはんを食べて暫くしてからまた眠った

数年蓄積されてきた睡眠不足を取り戻すかのように、日中でも構わず休みの日であれば眠りを最優先することにした

今は何処かへ出掛けるよりも小さく小さく過ごす時期、自分をひたすらに休めて気力を復活させるための時間

起きたら少し身体を動かして眠る、そうすると身体が鈍らないし起きた時も怠くない

夕方、お湯を張ってお風呂に入る

ちょっとお腹空いたな、くらいで薄く淹れた生姜紅茶に沖縄黒糖を落として夜飲んだ

携帯を見ると、3人の高校生男子からmessageが届いていた

ひとりは卒業式に参加出来ず卒業保留になっていた子、今日無事に卒業証書が届いたんだって

俺のこと見放さずにおって信じてくれてありがとう

卒業出来たよ、会いたかった

ひとりは今日故郷を離れて進学で埼玉に行くという子、今から出発するよ、これまで本当にありがとう

icoの笑顔は俺らのオアシス

ひとりは訳あってあと1年残して退学した子、夏の県大会を見に行くからicoと一緒にスタンドで試合見たいな、そのあと飯も食べようふたりで

 

3人の顔が浮かびあがる、ひとりずつ返事を返した

卒業おめでとう、出来るって信じとったよ

辛い想い出塗り替えるくらい春から笑って過ごすんよ

埼玉いってらっしゃい、経済頑張って勉強してね、楽しかったね学校で一緒に過ごした毎日宝物だよ

夏、一緒にみんなの試合バックネット裏で見ようね、美味しいごはんも食べよう約束するよ

 

私のことを思い出してくれる若者たちにありがとうと大好きを

しあわせであれ