日曜日、いつものように3時くらいから目が醒めて静かに夜が開けていくのを見ていた
夜と朝の境界線は曖昧で、誰も起きていない時間に色んなひとたちの日記を読むことが多い
どちらかというと、自分は嫌われやすい人間なのかなと思いながらこれまで生きてきた、誤解されても否定しないことが多かったし、その人がそう思うなら仕方ないと感じていた
それによって離れていく人を追うこともなかった
日記を書いていると、新しく読んでくれるようになった人の存在と同じく、離れていく人の存在も感じる
不思議とそういう空気は伝わってくるし感じるもので、きっとあながち間違っていない
その人の中に少なからずあった私(私の書くもの)への興味や好ましさが失われたり、私の表現や日常、考え方に異論があったり理解を示せなくなったり、シンプルに言えば単純に読みたくなくなったのだろうなと、
これこそが出逢いと別れで
両者はいつだって背中合わせに手を繋いでいる
誰かのために、誰かに好かれたくて、誰かの暮らしに役立ててほしくて
私がここで書いているのはそういう日記じゃないから、去っていく人たちがいてももちろん仕方ない
最近、そういうことをよく感じるけど日常を残しながら重ね綴ることはやめたくないなって思う
いつでもそのままの自分でいたいし
誰に好かれても嫌われても
距離をあけられても消されても
小さな人生を残したくて書いているから
私のコンプレックスは爪、どうしても昔から深爪してしまって伸ばせない
綺麗にネイルを施している女性は多くて、そんな爪を見るたびに素敵だなと、でも自分には出来ないなって萎縮する
波に何度も打ち付けられて浜辺に上がった石みたいに小さな爪を、なんでもない爪切りでバチンと切りながら過ごす日々
でも爪を切ってしまうのがそのままの私
言葉がなくても、会話がなくても
誰かの日記が読めるここが好きだからここにいる
私の日記を読んでくれているひとへ
いつかここから離れたくなるかもしれないけど
今、読んでくれていていることにありがとう
新しく読んでくれるようになったひとへ
きっかけはなんだろう?
見つけてくれてありがとう
一期一会、さよならとこんにちはの繰り返しで出来ている私たちの日々
平凡なんてどこにもない、そう思うよ