ラ ム レ ー ズ ン

前 だ け 向 い て ろ 

サンドマーチ

嵐の1日、有給をもらって外に一度も出ることなく過ごした

休みの日の朝はいつだってゆっくりで、時計を見ることなく自由に動けるからうれしい

いつものように身体を動かしてからゆっくり朝ごはんを食べる、だいたい8時くらいに

2時間も何しているんだろうていうくらい朝の時間は銀河鉄道のようにあっという間に過ぎていく

丁寧に焼かれた鯖と黄色い目玉焼き、野菜と豆腐の溢れそうな味噌汁にわさび納豆

12月のはじめに美容院に行って以来髪の毛を伸ばしっぱなし、少しメンテナンスしてもらいたくて美容師の友人に連絡をして、4月の頭に予約をすることが出来た

ヘアドネーションをするという夢は揺らがず持っていて、このまま順調に伸ばしていけるといいなと思うし、友人に会えるのも本当にひさしぶりで心待ちにしている

桜の蕾はまだ開かない、今年の春はスロースターターなのかもしれないけど、冬と春を分ける今日みたいな嵐が去っていくのを薄目を開けて見ているんだろう、いつ花を開いてやろうかという心で

先日郵送した古本の査定が出て、明日1000円と少しの端数という僅かな額が振り込まれるという知らせがメールボックスに届いていた、商品価値というのは、手に入れた瞬間からほとんど無くなってしまうものだと改めて感じた

もう手離したい本はないから、生涯のお気に入りとして本棚に迎えるものをますます見極めていきたい

夕方、温かい甘酒を飲んでゆっくりゆっくりお風呂に入る

明日の朝食べるおでんを前に、台所で母と話したのはもしどこかに移住するならどこがいいというもの

迷わず香川と答えた

秋にはじめて訪ねた時にとても強い引力を感じたから

移住とまではいかなくても、またゆっくりひとりで旅をしたいな

この日記、はじめてはてなブログに紹介されたようでびっくり、はてなさんって本当に日記を読んでくれているんだ

誰かの役には立たなくてもこうして書く日記は呼吸といっしょ

手書きの日記はやっぱり3ヶ月持たず今年も途絶えた、もし私になにかあった時に残るのが恥ずかしいからという理由で手書きの記録を避けてきたけど、やっぱりその思いが拭い去れずに

感情のかけらはここに書き留めていつか蓋をしよう