タイトルは、実況担当のアナウンサーの言葉をお借りしたものです。
心が震えるってこういうことだよ。
地方大会の決勝では、悲しかったけれど、このチームなら全員分の気持ちを全部甲子園に持っていってくれると信じていました。
兵庫代表の報徳を破り、
長崎代表の創成館を破り、
そして昨日もタイブレークにもつれ込んで
監督は私と同い年、共通の友人もいてまさに小さな県らしい関係性。
決勝で戦ったあの子達も、全員で連日甲子園球場に足を運んで社高を応援していて、それもすごく素敵だな。
ここ地元では、『社高』と呼ばれるこの学校の野球部の少年たちの躍動が、トップニュースを飾っています。
全員で、笑顔で。それができるのは、まさに監督も、選手たちも、お互いを信じることが出来るから。
土まみれになる昭和の練習を信じて勝ち上がってきた高校生たちを、私もまだまだ見ていたい。
早稲田実業の監督さんが、社高の子たちが引き上げていく時に声を掛けていらっしゃるのを見て、また込み上げてくるものがありました。
(負けた試合は忘れるけれど)今日の試合は、監督を辞めても覚えている、という言葉が早稲田の監督から出るほどの壮絶な試合でした。
あの場面で、『バントを決められるやつはいるか』と石飛監督に問われて、真っ先に手を挙げたのは地方大会でも出場の機会が無かった2年生。
サード方向に決めてきます、その迷いのない答えを信じて送り出し、そしてあのバント。
負けた早実も、勝った社高も、泣いていました。
これだから、夏はグッと来る。
高校野球なしでは、夏は終われない。
がんばれ!社高!
42歳最後の日のいい試合を経て、
本日8月18日、43歳になりました。
お母さん、私をこの世に産んでくれてありがとう。
そしてこのインターネットの海の中で私の日記を見つけてくれて、読んでくれている皆さん、ありがとう。
多くは望まない。
多くのものも、もう要らない。
大丈夫、なんとかなる、どんなときもそう周りにも自分に言ってやれる人間を目指したいです。