幼い頃から、女の子の集団が苦手だった。
属することも、接することも。
言うなれば、連れ立ってお手洗いに行くような。
男の子といる方が楽だったし、
大人になった今でも仲がいいのは竹を割ったような性格の女子ばかり。
ここ最近、女の子って怖いな、と思う出来事があった。
高校生だからこその怖さというか、残酷さというか、みんなで一緒に同じアクションを起こしてくるあの感じ。
遠い学生時代、嫌いだったあの感じをまたこうして見ることになるとは。
女って怖いね、
って男子たちと話していると
iちゃん女の子やん、と笑われた。
でも言いたいことわかるで、おんなおんなした女の子じゃないから俺らとこんなに楽しくおれるんよな、と。
そうだね、男の子か、ひとりで行動出来るような肩で風をきって歩くような女の子と話しているのがいちばん安らげるし、心から笑える。
たとえ私でも、10代の子と話すときは言葉を瞬時に慎重に選ぶ。
心は硝子細工だから。
私もだけどね。
今回のことは多少傷ついた。
でも、仕方がないこと。
そこまでの縁だったのだと思うことにする。
今日から冬だね!