続編
晩ごはん、軽くでも食べた方がいいよと言われたけれど明日の朝にするねと答えた
本気を出してきたなと感じる体温になってきた
絡むような咳が午前中よりも増えてきて頭も重いので、大好きなお風呂は断念した
温タオルで身体中を清めて新しいインナーとパジャマに着替えると気持ちがいいけれど、お風呂に入らないなんて10数年振りで、必ず明日は入りたい
買い出しに行くけど何か買ってきてほしいものある?と階下にいる母からmessageが来て梅納豆と、山わさび納豆と、いつもの甘酒お願いいたしますと返事を送った
基本的に、いくら具合が悪くても体力が落ちていても、<食べたいもの>はいつもと一緒なんだなと実感する、焼き芋とかあんまん、羊羮もいいな
窓から入ってくるひんやりした風が熱い顔を冷やしてくれて気持ちがいい
風の音、波の音、国道を走る救急車のサイレン、自分が臥せっている間にも誰かが働いてくれて手助けをしてくれることを実感する
目を瞑ってみてもまだ眠れそうになくて夕方にエッセイを1.5冊ほどベッドの中で読んでみた
そのあとはマイブックに熱の記録を記したけれど、横になって書いているから字が崩れてしまった
夜はまだまだ長い、今、日本のどこかで同じように熱と戦っている人たちに頑張りましょうと伝えたい
お茶がなくなりそうだから、白湯に切り替えて夜に備えよう