ラ ム レ ー ズ ン

前 だ け 向 い て ろ 

コロナlog vol.5

4日振りに普通の服を着ただけで気持ちが少ししゃんとする

車で3分のところにある調剤薬局に行くだけだけど具合が悪いときこそ身なりが大事、ベージュモカタートルネックニットにネイビーのショートパンツを合わせてコートを羽織る

髪の毛を梳かしながら頬骨が出たなと自分の顔をまじまじと見て、帰ったら白米にちりめん山椒を載せて食べようと決める

車まで歩くだけなのに足の運びが何だか歩き慣れていない人みたいになる、熱は36.5℃でひさしぶりに平熱に戻った

右耳が詰まった感覚有り、これも症状かな

 

自分の町にあるのに生まれてはじめて行く調剤薬局、8時30分のopenと同時に入って受付の薬剤師さんに「おはようございます、コロナの検査キットをひとつ下さい」と言いながら驚いた、声が掠れて出づらく元々ない声量がもっと減っていた

薬剤師さんは優しく、少々お待ちくださいねと奥へ消えていき、キットをひとつ持って戻ってきてくれて、一度も使ったことのない私に親切に説明してくださった

キットを買って家に戻り、即パジャマに着替えて検査してみると15分なんてものじゃなくものの1分程で陽性反応が出て、改めて人生初コロナ認定となった

上司に連絡したところicoさんは熱が長引いてたのもあるし今週いっぱい大事とって休んで、どうせみんな休んでるから!とネス湖のような大きな優しさで溢れたmessageが届く

解熱剤を飲むのが嫌でひたすら自力で挑みましたというのは復帰してから言おうと決めて、有り難く休ませて頂くことにした

ここで、いいえ出ますと出て調子を崩して再び帰るというパターンの方が迷惑千万だから

 

外は霜が降りる寒さ、寒気がして熱を測ると再び37℃台になっていてシーソーゲーム

朝ごはんはほろほろ肉じゃが、具だくさん味噌汁に目玉焼き、納豆2パック<梅、北海道大粒>、甘酒、特別デザートに羊羮<地元の大好きなお気に入り>

命の甘酒が切れてしまったけれど隣町まで買いに行く気力は今日はまだないかな

体力が落ちないように時折身体を動かす、右耳の詰まりも朝だけでほっとする

お茶をすごく甘く感じるのはどうしてだろう、他の食べ物には感じないのに

昼前から昼過ぎにかけて、ぐっと深く2時間ほど眠れたことで、きっと周りが明るい方が眠りやすい人間なんだなということが分かってきた、だいたい眠れるのはこの時間帯

お腹が全く空かないので昼下がりにキレートレモンを一瓶だけ、やっぱり美味しい

17時過ぎにお風呂に入る、熱は通して微熱というところ

夜、ドコモショップに行かずとも解決したくてDOCOMOインフォメーションセンターに電話してみる、受付終了1時間前に電話をして終わったら10分前だった

とても優しい応対で嬉しかった、でも電話が苦手な私はランニングした時みたいな汗をかいてしまう

 

大阪の病院に送ったお菓子が無事に手元に届いたと、18歳の男友だちから写真付きでmessageが来た

連休だったから今日の配達になったんだ、週末の退院に間に合ってよかった、まさかお菓子が届くと思っていなかったみたいですごく喜んでくれた

まだ身体の中にプレート入ってるから、それが取れたら食べる!ありがとうicoほんまに大好きやで

恋人か、と言いたくなるようなかわいいmessage

特に周りに感染させやすい最初の5日間が明日で一区切り、油断せずにひっそり過ごす