ラ ム レ ー ズ ン

前 だ け 向 い て ろ 

さくら色

5時半にベッドから起き出して猫たちのお世話を済ませると自分の身支度をして、7時半に家を出た

休日の国道ってがらんどう、寄り道なしではじめての美容院に辿り着いたら8時50分、間に合ってよかった

はじめましての美容師さんは笑顔が素敵で、ゴールドの大きなピアスと同じ色の髪がとても似合う優しいひとだった

丁寧なカウンセリングを15分ほどしてもらう、私の髪の毛は細めで染まりやすいみたいだ、枝毛もなくてダメージは気にならない綺麗な髪ですよ、と言われて嬉しかった

肌色と好きな服の色彩の系統から似合う色の配合を決めていく、その結果、ラベンダーと薄いパープル、そして淡いさくら色を入れてもらうことになった

シャンプー中、あまりの気持ちよさに寝落ちしてしまうのもきっと春のせいだ

分単位で染まり方を確認してくれる細やかでプロフェッショナルな仕事、この美容師さんにお願いして本当によかった

初対面でも清々しく話せるってお互いの相性や波長が合っているんだろうな

落ち着いた春色のさくら髪の出来上がり

あと1年伸ばしたら目標のヘアドネーションが出来るみたい、だけどまだまだ伸ばしたいからあと2年かなぁ

河川敷のさくらが美しい、という話をして美容師さんにお礼を言ってはじめての美容院をあとにする

Googleで調べていた小さなまんじゅう屋さんに行って、粒あんがたっぷり入った小ぶりのまんじゅうを3つ買って紙袋に入れてもらった

春だね、やっと

今年の桜はスロースターター

自分の後ろ姿ってなかなか見ないけど、こういう感じなんだね

Friday  Spice

今週もよくがんばった、自分

毎日月初処理をこつこつと、今日は目標としていたところまで到達してあとは週末にWチェックをしてもらったら完了、年度末~年度始めのゴタゴタも終わりが見えてきた

金曜日は週に一度のカレーの日、チキンに人参、れんこんに長芋、玉ねぎ、しめじ、しあわせとスパイスが詰まった愛情たくさんのカレーは食べ終わりたくないくらいに美味しい

友人に髪を切ってもらう予定だったのだけど、彼女の子どもさんの予定との兼ね合いで今回はやむなくキャンセル、ずっと気になっていた隣の市にある美容院に明日の朝いちばんに行ってみることにした

12月10日にカラーしてもらってから早4ヶ月、さすがにメンテナンスが必要だ

仕事中は結んでいるけれど、髪をほどくと黒髪がだいぶ出てきたのが最近よくわかる、春になると髪がぐんと伸びる

いつか白髪が生えてきたら、グレイヘアにしようか迷うなあ

明日は、どんな色にしようか考えてようやく決まった

落ち着いてるけど透明感のあるラベンダーを入れてシックな色をオーダーしてみよう

春だし、ラベンダー

ひさしぶりにイヤリングもして出掛けよう

お昼は何を食べようかな、さくらが至るところで咲いて綺麗だろうな

やっと、やっと春だよ

さよなら冬、そして冬の色した、私の髪にも

たい焼き、春の雨泳ぐ

仕事大好き人間みたいに見えてしまう働きかたでこの2日間を乗り越えた、年度始めの私

金曜日までには落ち着きたいという願いから残すは明日だけ、きっと出来るはず

同じフロアの別の課のかたが県内出張で買ってきてくださったのは、なかなか遠くて行けない大好きなお店のたい焼き

カスタードとあんこどっちがいい?なんて私にする質問じゃないよ、即答であんこがいいですと答えて、食べたい気持ちを押さえつつ、紙袋のまま家に持ち帰って母にあげた

ここのたい焼きは、母も大好きだからひさしぶりに食べてほしかった

自分の大好物を誘惑に負けずに家まで持ち帰れるようになったとき、大人になったなあと感じる

羽根つきでも羽根なしでも、たい焼きはたい焼き

甘酒飲んだ、ストレッチした、あとは雨の音を聴きながら眠るだけ

明日は4と4が隣り合わせだから、『しあわせの日』なんだって

コンパクトディスクで聴くチャラ

年度はじめの4月1日は色々あって疲れ果てて帰宅して、すぐにお風呂に入ったら気づくと湯船で5分くらい寝ていた

髪を乾かして、甘辛く煮付けた肉豆腐を頂いて、甘酒を飲んだらやっと家モードになれた

どんな時も、人の言葉の奥底にあるものがちらっと見えてしまうとどっと疲れる、それは私のいないところで話してほしかったよっていう発言があってものすごくどんよりした

オンとオフを完全に切り離してきれいに忘れさせてくれる装置がほしいな

17人分の名前と顔を一致させるのに多分また3ヶ月はかかるんだろうなと思う春

自分の部屋にあがってチャラのCDをデッキにいれる、懐かしいねこのシングルのかたち、時代を感じるし逆にあたらしい

やさしい気持ちは時を超えて聴き続けたい名曲だと思う女性はたくさんいるはず

明日もとっても忙しそうだ、休憩をつぶしてでも早く帰ろう!最近は職場の冷蔵庫にmy味噌をキープして、マグカップに味噌を入れてお湯を注いで七味を少し入れて飲んでいる

お昼にごはんを食べると眠くなるから、味噌汁だけにしてみたらそれがなくなった

今日から4月だからタイツからストッキングへ、朝は寒かったけどもう4月だからストッキングを履くんだという私のポリシー

それでもまだまだ首を出せなくてタートルネックを手放せないけど、春っぽくすみれ柄のスカートを選んでみた

明日は何を着ようかな、毎日のスカートを記録しようかな、服はとても大事な存在

明日はきっと今日より少しいい日になると信じて、おやすみなさい

m y s e l f 棚 卸 す

土曜日の朝は、野菜とチキンのカレーをゆっくり食べた

日曜日の朝は、カレイの煮付けと、カニときゅうりの酢の物、目玉焼きを入れた野菜の味噌汁に納豆

プリプリの椎茸を買ったから、だし醤油で軽く煮てみたらすごく美味しかった

明日から始まる新しい年度、新しいパートナーと働く1年

あまり気負いすぎずにいきたいな

母と話していて、まだ色んな症状が残っているよねという話になった

たとえば、電話

クレームや、行き場の無い怒りや叱責をひたすらに受け続けた日々の重圧がすごくて未だに電話が苦手でものすごく気を遣う

今、自分が話している相手が激昂しませんように、自分と話すことで静まってくれますように、相手の感情を波打たせぬようにという思いで電話をとったり対応したりしている

同僚や上司には、丁寧過ぎるよ、優しすぎるもっと流して大丈夫だと言われるけれどこれはもうどうしようもなくて、絶対これからも私の人生においてひたすらに続いていくことだと思う

あとは、雑談すらやっぱり気を張ってしまう、ひとに心を開くことがこれまでとは桁違いに難しく感じるのはやっぱり後遺症なんだな、というか性質になっちゃった

だから休みの日はとことんひとりになりたくて無になりたくて、2日間かけてリカバリーをする

でも、春が来るから

棚卸しをしよう

この恋も、勇気を持って手放す

ずっと一緒には居られないということはわかっていた、自分も相手も当たり前に

時間がかかることは充分過ぎるくらいにわかってる

手放しても、いつかどこかで友だちとしてお酒を飲める、元気やったかー!って抱き合えるって信じている

私が好きになったのがあの人だから

あの人が見つけてくれたのが私だから

交差して、重なって、その軌跡と奇跡をお互い抱いて、そして離れていく

それが自然なこと

バウムクーヘンの年輪のごとく自分を持って生きるのみ

冬に別れて、春と出逢おう

 

goooood bye, my R5.

 

私のR5年度が昨日で終わった、パートナーの24歳の女の子は異動になり昨日は引っ越しだったから出勤してこなかった

木曜日に有給をとった私の机の上には、彼女からのお菓子のプレゼントが置かれていて中を開けてみると、林檎のケーキと珈琲ダックワーズ、みるく饅頭と抹茶のブッセが入っていた

上司も年度末で来客対応や外出にと忙しく実質ひとりのようなものだったけど、絶対やり遂げてみせるぞと心に決めて最終日を乗りきった

絵に描いたような年度末で、残業を終えて帰り支度をするときも、早朝並々と満たしてきた500ml入りのタンブラーの中に入っていた蜂蜜を入れた生姜紅茶はまだまだ殆どが熱々のままだった

新しい職場で3ヶ月丸々働いて、解らないことはまだあっても何とかなるところまで山を登れてきたことに自分で自分を誉めてやりたくなった

支払いものの期限が近づいてきていたから帰り道にヨタヨタの身体でLAWSONに寄ってLoppiを操作して、レジに並んでいると隣でお会計を終えた女子高校生が、icoさん!と言って突然抱きついてきてとっても驚いた

3年生になる女の子だった、お母さんと一緒だったので軽く挨拶をして支払いを済ませると、私が終わるのを待っていてくれた

みんな大好きなicoさん、大好きな先生!と、お母さんに私を紹介してくれたことが嬉しくて、疲れがほろほろと解けていった

先生、って呼ばれるのがひさしぶりで恥ずかしかったけど懐かしかった、またmailするねと言って車を見送りながら彼女はお母さんに似ているなと、思った

そのあとスーパーに寄って、納豆と、土日に蒸し野菜にする人参ともやしと椎茸、かぼちゃを買って家に帰った

金曜日はカレーの日で、それを楽しみにしていたけどもう帰ると19時半を回っていたから暖めた甘酒だけ飲んだ、お楽しみは翌日の自分が味わってくれる

お風呂に入って髪を乾かしたらもう電池切れ、試合終了だ

3年前の生徒がついこの間送ってくれた卒業式の袴姿の写真が素敵でよく見返している、この春から東京でアイリストになる彼女にいつか会いに行かないと、別の子が働き始める美容院に髪を切りに大阪まで行く約束もした

きらきらとしていて眩しい春がようやく始まる

今年は勉強をやめることにした、それよりもやってみたいことがある

不器用な私には新しい仕事とプライベートでの勉強どちらにも情熱を注ぐことが出来なくて、今はそこまでのエネルギーがないことを近ごろ認めたら楽になった

大好きな人が新天地に旅立ったのも、昨日だった

出発を告げるmessageがお昼に届いた

同じ日本だけど、私にはとても遠い

どっちのネクタイで春の初日を迎えてくれるんだろう、ずっとずっとずっと応援するよ

出逢ってくれてありがとう、バイバイ

ほんまに大好きや、と彼の言葉で見送った

サンドマーチ

嵐の1日、有給をもらって外に一度も出ることなく過ごした

休みの日の朝はいつだってゆっくりで、時計を見ることなく自由に動けるからうれしい

いつものように身体を動かしてからゆっくり朝ごはんを食べる、だいたい8時くらいに

2時間も何しているんだろうていうくらい朝の時間は銀河鉄道のようにあっという間に過ぎていく

丁寧に焼かれた鯖と黄色い目玉焼き、野菜と豆腐の溢れそうな味噌汁にわさび納豆

12月のはじめに美容院に行って以来髪の毛を伸ばしっぱなし、少しメンテナンスしてもらいたくて美容師の友人に連絡をして、4月の頭に予約をすることが出来た

ヘアドネーションをするという夢は揺らがず持っていて、このまま順調に伸ばしていけるといいなと思うし、友人に会えるのも本当にひさしぶりで心待ちにしている

桜の蕾はまだ開かない、今年の春はスロースターターなのかもしれないけど、冬と春を分ける今日みたいな嵐が去っていくのを薄目を開けて見ているんだろう、いつ花を開いてやろうかという心で

先日郵送した古本の査定が出て、明日1000円と少しの端数という僅かな額が振り込まれるという知らせがメールボックスに届いていた、商品価値というのは、手に入れた瞬間からほとんど無くなってしまうものだと改めて感じた

もう手離したい本はないから、生涯のお気に入りとして本棚に迎えるものをますます見極めていきたい

夕方、温かい甘酒を飲んでゆっくりゆっくりお風呂に入る

明日の朝食べるおでんを前に、台所で母と話したのはもしどこかに移住するならどこがいいというもの

迷わず香川と答えた

秋にはじめて訪ねた時にとても強い引力を感じたから

移住とまではいかなくても、またゆっくりひとりで旅をしたいな

この日記、はじめてはてなブログに紹介されたようでびっくり、はてなさんって本当に日記を読んでくれているんだ

誰かの役には立たなくてもこうして書く日記は呼吸といっしょ

手書きの日記はやっぱり3ヶ月持たず今年も途絶えた、もし私になにかあった時に残るのが恥ずかしいからという理由で手書きの記録を避けてきたけど、やっぱりその思いが拭い去れずに

感情のかけらはここに書き留めていつか蓋をしよう